岩内町ゆかりの伝統の漁師めしを町の目玉に!

 

 

櫛田 泉(くしだ せん)

合同会社いわない前浜市場 代表

 

1981年生まれ

岩内町在住

小樽商科大学商学部卒

小樽商科大学大学院商学研究科(MBAコース)修了

 

 

 

 

 

 

<和次郎誕生前夜>

 

日本海に沈む夕日と積丹半島の絶景が一望できる北海道岩内町。

そして、江戸時代末期のニシン漁の時代から続く、伝統のにしん文化が根付く街。

 

こんな、日本海沿岸の港町である岩内町に戻って来るきっかけとなったのは、母方の家業の後継者問題から。

母方の家業が岩内町内で150年近く続く鮮魚卸店を営んでおり、後継者がいないことから岩内に戻ってこないかと言われたことがきっかけとなり、それまで東京で勤めていた会社を辞め岩内町へと戻ってくることになりました。

 

魚の業界については、ずぶの素人の私なので、まず最初に行ったことは、早朝の市場で行われるセリへの参加。

毎朝、早朝の市場に行くことで、鮮魚流通の仕組みや種類等について一通りの知識を得ることができました。

 

そして、こうした業務と並行して、小樽商科大学大学院(MBAコース)へも通学することに。

私が戻ってきたことによるミッションは、岩内町という地域をいかに広く売り出すかということだと思っていたので、現場のことを学ぶと同時に、ビジネスに対する専門的な知識も同時に身に付けながら、将来的な事業構想を練ることになりました。

 

 

 

<和次郎誕生秘話>

 

岩内町の地域ブランド開発を行うことになったのは、小樽商科大学大学院(MBAコース)を修了してすぐの頃。

地元商工会議所の担当者から、岩内町の目玉となるインパクトのある商品を作ることは出来ないかとの、お話をいただいたのがきっかけでした。

 

せっかくの大きなお仕事の誘い。

私は、「どうせやるのであれば、将来的に全国区に出来るようなブランドを作りたい」という思いが湧き、さっそく企画に着手することにしました。

 

まず、最初に取り組んだのは、何を町の目玉にしようかということ。

個人的には、地域の名産品をただ寄せ集めたようなポッと出のご当地グルメの類は作りたくはなかったので、岩内町という地域が持つ文化や歴史の裏付けが取れる名産品を目玉商品としてアレンジをして商品化をしようと、取り組みをスタートしました。

 

岩内町には、江戸時代後期に始まったにしん漁というにしん文化が根付いていること。

そして、地元で生産されるにしん加工品の中で、糠にしんという食材が、鮮魚店の家庭でお茶漬けとして食べられてきたなど、地域の食文化とも馴染みが深いものであることから、この糠にしんのお茶漬けを岩内町の目玉商品として商品化をすることに決めました。

 

次に行ったことは、こうした岩内町の食文化をどのようにパッケージ商品化し、魅力的に売り出していくのかということ。

そのヒントを探るために私が行ったことは、全国各地にあるいわゆるご当地グルメと言われている地域ブランドの徹底調査。

こうした、全国津々浦々のご当地グルメは少なくとも70種類以上はあるのですが、これらの地域ブランドの中で、

 

①圧倒的な知名度の高さはあるか

②商標権などの知的財産権の管理は適切に行われているか

③販売店網の展開は組織的に行われているか

 

などといったポイントを中心に精査をしていったところ、高度な事務局運営が行われている団体は、宇都宮餃子会さんと富士宮やきそば学会さんであることがわかったので、さっそく、現地の商工会議所とこれらの2団体にお約束をいただき、現地ヒアリングを行うことになりました。

 

そして、実際に、栃木県宇都宮市と静岡県富士宮市を訪問し、商工会議所の役員さんやブランド事務局の会長さんにお会いさせていただくことができ、さまざまなアドバイスをいただいた中で、地域ブランドの育成のためには、「経営者」「コンサルタント」「コピーライター」の3つの視点をもって取り組みを行っていくことが重要だということがわかり、鮮魚店の家庭で古くから食べられてきた糠にしんのお茶漬けを魅力的にPRできる言葉として、「伝統の漁師めし」というキャッチコピーが生まれました。

 

また、商品名については、より岩内町という地域にフォーカスした商品名を名付けたいと考え、明治時代の岩内に実在し、町内にゆかりの地蔵も現存している伝統のにしん漁師「和次郎」氏から名前をいただき、「伝統の漁師めし・岩内鰊和次郎」という商品名が誕生しました。

 

 

 

<商品開発秘話>

 

ここまで企画の方針が固まったところで、次に行ったのは、実際に商品化をする作業。

まずは、町内の旅館や飲食店で試験的に販売を行いたいと思い、いろいろと当たってみたところ、高島旅館さんがプロジェクト参加に名乗りを挙げてくれ、試作品開発は高島旅館さんと共同で行うことになりました。

 

そして、試作品が完成した時点で、町役場や商工会議所関係者を呼び、高島旅館さんでお披露目会を実施。

この様子は、北海道新聞さんと北海道ファンマガジンさんに取材に来ていただくことができ、ようやく、「和次郎」が世に出ることになりました。

 

その後は、お土産物用のパッケージ商品化や販路展開も順調に進んでおり、今後も、岩内町を代表する地域ブランド商品として定着させることができるように、引き続き挑戦を続けていきたいと考えています!

 

 

 

 

( 絵 / Midori Kambara )

 

 

 

 

<和次郎 の製品はこちらからお買い求めいただけます!>

* Provided by Hokkaido Omiyage Tankentai(北海道お土産探検隊・楽天店)

 

 

 

 

北海道岩内町ブランドグルメ

糠にしんの茶漬け

鰊和次郎 伝統の漁師めし

 

価格    594円 (税込) 送料別

 

 

 

 

 

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