美味しいを支える北海道の食材~昆布~

 

 

 

金子由美(かねこ ゆみ)

 

YUMIスタイリングオフィス 代表

 

札幌市在住

 

「美味しいをデザインする」をキーワードに道内・道外で活動。

レシピ制作からスタイリング、食育やプランニングなど食に関わる事を軸にいろいろな形で美味しいを作り上げています。

昆布大使も務めており、美味しい北海道をさらに広める活動もしています。

 

昆布大使

フードコーディネーター

食空間コーディネーター

だしソムリエ

北海道フードマイスター

ミルクインストラクター

 

 

 

工業食品が溢れ出た日本において、本来の「美味しさ」と言える食文化が見直され世界中からも注目を浴びたのは、やはり、和食が世界無形文化遺産に選ばれた経緯は大きい。

 

その和食の特徴はやはり、出汁にある。

そして、その根源にあるのはうま味であり、それを大きく担っているのは【昆布】だ。

 

今、時代は出汁ブーム。そのブームに乗って昆布も注目を浴びている。とりわけ昆布を食材として美味しくいただけるのは世界広しといえども日本のみといっても言い過ぎではない。

その国内の中でも90%を優に超える生産量を、北海道が占めている。

 

夏の海岸線で、昆布を干している風景を見た事のある方も多いのではないだろうか。

道内各地で昆布漁は行われているが、実に重労働な漁である。水分を含んでいる昆布は重たく、海から引き上げ干場(かんば)と呼ばれる浜や乾燥小屋で干す作業はなかなか厳しい。

 

世界遺産知床羅臼(らうす)で水揚げされる羅臼昆布などは、うま味を最大限に引き出すために、浜で天日干しした後、番屋に取り込み夜になると浜に戻し夜露にさらし、また乾燥させ重りを乗せ、寝かせ・・・・と20以上もの惜しみない手間をかけた行程を経て出荷させる。とてつもない手の込んだ加工法で「美味しい」を作り出しているのだ。

まさに、職人魂であり、日本の素晴らしい食文化である。

 

今や、その文化はフランスやイタリアなど世界に広がり、優秀なシェフ達が日本から質の良い昆布を取り寄せ料理の質を上げている。

ということは、今や世界の「美味しい」を北海道が支えている、と言ってもある意味、過言ではないであろう。

昆布は、世界に誇れる食材の逸品なのである。

 

しかし、喜ばしい事ばかりではない。気象の変化や労働力の問題で生産高は減る事はあっても、増えていない。

この問題をもっと身近に考え、この素晴らしき食材をどう守っていくか、消費者の私達も含め、大いに考えていかなければならないことではないだろうか。

 

私も、昆布大使として、食を担う仕事をする者として、生産者さんの努力だけに頼るのではなく、生産者と消費者を繋げ、北海道全体で素晴らしい資源を守り抜いていきたいと考えている。

 

 

 

( 絵 / Midori Kambara )

 

 

 

 

 

★『北海道お土産探検隊』では、北海道産昆布を使用した商品を多数取り扱っております!

 

 

北海道お土産探検隊・昆布関連商品売場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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