ToyToy(トイトイ)
 

1972年札幌市生まれ。
アイヌ文様デザイナー、トンコリ奏者、アイヌ文化継承者。
文様と音楽を柱に今を生きるアイヌ。

https://toytoy-ya.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は札幌で生まれ育ったアイヌです。
アイヌとは古くから北海道で暮らし、独自の文化風習を形成してきた先住民です。
今日はそんな北海道のアイヌ文化の中から、アイヌ文様について、僕が体験した事も含めて書いていきますね。

 

 

僕の幼少期はアイヌ文様に囲まれていた。家の中では、僕の母達がアイヌの古老から必死にアイヌ文化を学んでいた。 僕はそんな親の姿を見ながら育っていた。
子供の頃、僕の一番の楽しみは、家にやって来る古老達からアイヌ文様を習う事だった。
古老達は僕を抱っこし、体温で僕の中にアイヌ文様の魔法を遺していったのかも知れない。

さて、北海道で生まれた不思議なアイヌ文様とはなんぞや? そう思いますよね。

今日はシンプルに僕が体温で学んできた、アイヌ文様の説明をしてみます。 

 

 

北海道のアイヌ文様はモレウ(渦巻き)とシク(目)とアイウシ(棘)、まだいろいろとあるのですが、だいたい、この三つのパターンを繋ぎ構成されるパターンが多いです。


さて、ここからアイヌ文様の魔法が始まりますよ。

モレウ(渦巻き)は使う人、身に着ける人を守る為に、使う人、身に着ける人、に寄って来る悪い神さま(インフルエンザなど)が寄って来た時に、悪い神さまの目を回し最後に刺すんですって。

ひし形のシク(目)は悪い神さまを見つける目なんですって。

アイウシ(棘)は着物の袖口や襟口に配置されますが、袖口や襟口から悪い神さまが入って来ないように刺すんですって。

 

ね! 不思議でしょ? なんじゃそりゃ?って思うかも知れませんが、昔のアイヌの人達はそれらの効力を本気で信じて作る事で、不思議な効力の魔法を、着物などにかけていたのかも知れません。 信じるものは救われる。ではないですが、物が豊かじゃない時代に、神様に頼むのではなく、自分達で大事な人を守るアイヌ文様を、工夫しながら、作っていたのでしょうね。
 
さてさて、そんな僕が今現在かかっている不思議なアイヌ文様の魔法について、お話しますね。

僕はアイヌ文様で生きて行こうと決めて活動開始する前は、本当にどうしようもない、人間のクズでした。 何とか人間のクズを卒業したいと心から思っていたのですが、更生する方法が分からなかったのです。

そんな時に、なぜか、夜中にアイヌ文様の切り絵を誰に言われた訳でもなく、一人でアイヌ文様の切り絵を切り出したのです。 

 

 

そしていろんな偶然が重なりクロスしながら、アイヌ文様のTシャツやペンダントが生まれたのです。

そして、なんと、アイヌ文様の切り絵デザインは僕の仕事になり、プロダクトを製作したり、デザイン提供などをさせてもらって生活しているのです。感謝。 

 

そして本気で作ったアイヌ文様は人を繋いでくれる事を学んでいます。
僕は今、アイヌ文様で更生し、アイヌ文様が仕事になり、アイヌ文様で多くの仲間達に出会いました。 つまり、僕はアイヌ文様に救われたのです。そして今、僕は幸せに暮らしている。 

それが、今、僕がかかっているアイヌ文様の魔法なのかも知れません。
 
僕はアイヌ文様で多くの人が幸せになって欲しい。

僕はアイヌ文様を多くの会社や社会で使って欲しい。

僕はアイヌ文様をみんなとシェアしたい。

僕はアイヌ文様を北海道の宝にしたい。

僕はアイヌ文様をみんなで世界へ発信したい。

 

アイヌ文様は僕に多くの夢を見せてくれます。 

これからもアイヌ文様の魔法が解けてしまわないように 僕はアイヌ文様でトライしていきます。

 


最後まで読んでくれて、イヤイライケレ~(ありがとうございます)
アイヌ文様で夢見るToyToy

 

https://toytoy-ya.com/

 

 

 

( 絵 / Midori Kambara )

 

 

 

 

 

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