北海道を超えるのは北海道!



水野善公(みずの よしまさ)


HBC北海道放送 アナウンサー


1982年、十勝・広尾町出身

広尾高校―明治大学―高知さんさんテレビ(2005-2009年3月)―HBC北海道放送(2009年4月~)

野球を中心としたスポーツ中継などを担当

16年3月~ HBCラジオ 『気分上昇ワイド ナルミッツ!!!』(月~金 午前9時~正午)担当

趣味:競馬

特技:似ていない勢いだけのものまね






『楽しくなる!タメになる!元気になる! 3つのナルをお届け、HBCラジオ 気分上昇ワイド ナルミッツ!!!』と平日の朝に叫んで、まもなく6年目になる(すみません番組宣伝です 笑)。


生まれは十勝の広尾町。高校まで過ごし、野球に没頭する日々。アナウンサーを意識したのは小学校高学年ぐらいだったか。競馬実況アナへの憧れからだった。


東京での大学時代は授業と実況練習の二刀流(よく言っているだけだが・・・)、目標は『地元局でのアナウンサー』だった。しかし力不足で、その夢は叶わず、高知県の局でアナ兼記者に・・・。

小人数の局だったため、アナウンス、原稿書き、カメラ、編集を一人でこなし、報道記者として事件を追う日々は、はっきり言って"ハード"(本当に貴重な経験でした)。

ちょうど、日本ハムが北海道に移転し日本一を飾った時でもあり、パレードのニュースは正直「悔しさ」で見ることができなかった。


でも、常に心のどこかには「北海道に戻りたい」という気持ちが・・・。

そして、08年、今の会社で「スポーツアナウンサー募集」があり運よく翌年、中途入社。その年にファイターズ戦の実況をさせていただき、12年のリーグ優勝の際は、憧れのビールかけインタビューも担当。





そして、最も忘れられないのが16年のクライマックスシリーズ。

大谷翔平が日本最速の165キロを計測したシーンの実況を担当したことだ。それまでの最速は大谷自身がマークした164キロだったので、それを超えるのは大谷しかいないと思い『大谷が大谷を超えた』と叫んだ。我ながらハマったかなあ、と思ったのだが・・・。


投じたのは初球。なのに、高揚しすぎたのか『2球目』と思わず伝えてしまった。後にそのシーンを含めた音源がCDにもなったのだが、今でもあまり聴きたくない“忘れられない”音源になってしまった(苦笑)。

ただ、そういった経験もできるのも北海道のアナウンサーだからこそ。ここまで筆を走らせても思うが、そういった環境を与えていただいていることに感謝の思いしかない。


今、放送業界は大きな岐路に立っていると感じている。若い世代の“放送離れ”は加速し、広告費はネット広告が上回る時代に入った。

消費者のために何ができるか、どう生き残っていくか、を模索する日々。コロナ禍で自宅でも楽しめる競馬の魅力をより多くの方々と共有したいとYouTubeも始めた(よかったら「HBC競馬部」でご覧ください)。


おそらく数年後には、放送を取り巻く環境はもっと変化しているであろう。いや、変化しなければいけないのかもしれない。

そんな状況下でも「開拓者精神」で北海道から日本、世界へ発信していきたい。

そんな思いを共有してくださるパートナーを心から待っている。


ゲームセットのその日が来るまで、私は叫び続けたい。




( 絵 / Midori Kambara )



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